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「サウンド・オブ・ミュージック」ファンのあなたへ  第80号
http://www.1soundofmusic.com/
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皆さん、あけましておめでとうございます。
今年は、年があけてすぐに「サウンド・オブ・ミュージック」と「菩提樹」の
テレビ放送がありますので、メールマガジンをお正月に発行しました。

その前に、読者さんから、ジュリーアンドリュースと7人の子役が
顔を会わせて、番組に出演している動画を見られるページを教えていただきましたので、
紹介します。下記です。
http://today.msnbc.msn.com/id/26184891/vp/40106861#40106475

冒頭16秒はCMが入り、その後はじまります。
中身は、12分程度です。最後に皆で、ドレミの歌を歌っています。
45年経過して、こうして皆で集まれるというのは、本当に素晴らしいです。


それから、2010年12月に、「サウンド・オブ・ミュージック45周年記念盤」の
CDが発売になりました。この記念盤には、ボーナス・トラックとして、
FOXテレビの人気ドラマ「グリー(Glee)」にレイチェル・ベリー役として
出演しているリア・ミシェルによる「私のお気に入り」とSING ALONG VERSION 
4曲が収録されています。

※CD「サウンド・オブ・ミュージック45周年記念盤」
http://www.1soundofmusic.com/mgmg/45thcd.html
↑のページで、試聴できます。


さて、「サウンド・オブ・ミュージック」のブルーレイディスクを見ました。
買うことを迷っている方もいらっしゃるかもしれませんので、ブルーレイの
感想を書きます。私は、BDプレイヤーと液晶テレビを、HDMIケーブルで
つないで見ています。

とにかく一言で言えば、目を凝らしてみなくても、画質の美しさは
はっきりと分かります。

1.とにかく細かい部分がはっきりくっきり見える
2.質感がよく分かる
3.金銀がよく光る、光が明るい

の3点から、書いていきたいと思います。


1.とにかく細かい部分がはっきりくっきり見える

冒頭の山々のシーンは、木々1本ずつがくっきりとよく見えます。
ですから、山の立体感が今まで以上によく感じられます。
山々の間に湖や川が見えますが、その水面の水の流れや
きらめきが、一段と増して、とにかく美しいです。
背景の入道雲も、鮮やかに見えます。

人の髪が1本ずつ見えるような感じです。

トラップ邸の内部も、壁の柄、絵の内容、子供たちの部屋の
ドアにはまっているガラスの柄までくっきり見えます。
トラップ邸が豪邸なのは、今までもよく分かっていましたが、
その豪邸さが何割か増しに見えます。

ラストシーンの山を越えていくシーンは、本当に美しいです。
今までの映像では味わえなかった感動があります。


2.質感がよく分かる

1ともつながる話ですが、服の生地の質感が非常によく分かります。
マリアがトラップ家に行った時の服装がみんなから「ひどいですね」と
言われますが、その言葉の感情がよく分かります。服の生地の
荒さがよく見えるからです。マリアがトラップ邸に来る時の
帽子も、私は今まで思っていた感じと違ってました。

マリアが最初にトラップ邸の黒い門を開ける時も、門の質感が
よく見えて、重さが伝わってきます。

雷の夜に、みんなで歌うシーンですが、マリアの掛け布団の表面の
つやつや感は、今回初めて感じました。

後は、人の瞳の表情が非常によく見えます。感情表現が今まで
以上によく感じられます。

 
3.金銀がよく光る、光が明るい

金銀のものは、とにかくよく光ります。

トラップ邸のベルも金色ですが、よく光っていて、今までより
豪華に見えます。

光がとにかく明るいです。ロルフが初めて電報を持ってくるシーンは
夜で、トラップ邸の窓から光がもれていますが、その光が
明るく、外の暗さと窓の明るさの対比が非常に強く印象的です。

大佐と男爵夫人が別れるシーンで、男爵夫人が着ている服も、
きらきらとよく光っています。

トラップ大佐は、右手にも左手にも指輪をはめていますが、
私は今までその指輪を意識したことはほとんどありませんでした。
でも、ブルーレイではその指輪が良く光っているので、
目立ちます。



以上のような感じで、全体的なことを言うと、今まで見えて
いなかったものが見えます。遠景の様子もよく見えますし、
映像の情報量が今までに比べて格段に増えたという感じです。
教会での結婚式のシーンも、今までとは別もののように美しいです。
今まで見ていたのは何だったのだろうと思うほどです。

ブルーレイを買うのを迷っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
このブルーレイは、ぜひおすすめします。今まで見ていた映像とは
別物です。レビューでも、皆さん絶賛している通りです。

※サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念
  HDニューマスター版:ブルーレイ&DVDセット
http://www.1soundofmusic.com/mgmg/bd1.html


後は、ブルーレイでいいな、と思うのは、自分が好きな場所で
ブックマークをつけられることです。本編再生中に好きな場所で、
リモコンの緑色のボタンを押すと、ブックマークを追加できます。
ブックマークから再生する時は、大佐とマリアがダンスしている
メニューの「サーチ・メニュー」から「ブックマーク」の画面で
できます。ブックマークの削除もその画面からできます。

DVDの時は、自分が好きなシーンにチャプターがついていないと、
キュルキュルと巻戻しや早送りをする必要がありましたが、
ブルーレイではそういう必要がなくなり、ありがたいです。

本編の音声解説で、ジュリー・アンドリュース、
クリストファー・プラマーなど5人の声が入っていますが、
これは無言の箇所も多いので、聴きたい箇所にブックマークを
つけておけば、繰り返して聞く時に、便利です。


特典映像の感想も少し書いておきます。


ブルーレイDisc2に、トラップ大佐を別の俳優さんがテストしている
シーンが入っています。それは、マリアが修道院から戻ってきた
時に、大佐が「なぜ戻ってきたのか」と聞く一連のシーンです。
テストの俳優さんは、その言い方が、かなり強いのです。「こんなに
強く言うなんてないよな」と思いながら見ていました。
映画でのクリストファー・プラマーのソフトな感じが最高、と
思っていますので。

その後、ファミリーバージョンにもついていた特典で、
ジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマの対談を
見ました。このシーンの話がありました。ジュリーが
「最初あなたは強い感じで話していたけど、監督に言われて
変えたよね」という話でした。「最初からソフトな感じでは
なかったのだな」と思いました。昔に見ていた特典でも、
他の特典とあわせて見ると、新たな発見がありますね。

特典につきましては、ブルーレイのケース裏面に、ブルーレイで
初めてつく特典は、文字の色を違えてありますので、すぐに
分かります。

ブルーレイDisc2に、「町と歌」の特典があります。それぞれの
ロケ地についての解説です。これを見ると、サウンド・オブ・
ミュージックツアーに行った気分になれます。映像もすごく
きれいです。私は、まだツアーには行ったことがありませんので、
見て感激しました。

それから、Disc2には、ブルーレイ化にあたって、映像と音声を
どのように美しく仕上げていったかというお話もあります。
ブルーレイ化にあたって、とにかく手間がかかっているということが
よく分かります。



私の「サウンド・オブ・ミュージック」熱がまたでてきています。

劇団四季のサウンド・オブ・ミュージックも、見たいと思いつつ
東京公演なので、まだ見ていませんでした。2011年1月に
東京に行く機会ができたので、その時に見ようと思っています。

※劇団四季 サウンド・オブ・ミュージック  2011年1月公演
http://www.1soundofmusic.com/mgmg/201101shiki.html

※劇団四季「サウンド・オブ・ミュージック」製作ブログ
http://www.shiki.gr.jp/blog/sound/


最後に、冒頭で書きました映画のテレビ放送情報です。

「サウンド・オブ・ミュージック」が、2011年1月4日火曜日18:30より、
テレビ東京系列で放送されます。日本語吹き替えが新録音です。
声優さんを、テレビ東京のページから下記に転載します。

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マリア(ジュリー・アンドリュース):新妻聖子
トラップ大佐(クリストファー・プラマー):井上和彦
エルザ(エリノア・パーカー):戸田恵子
マックス(リチャード・ヘイドン):チョー
修道院長(ペギー・ウッド):藤波京子
リーズル(シャーミアン・カー):藤村歩
--

井上和彦さんは、私が子供の頃に見ていたアニメにも、よく
出演されていました。どんなトラップ大佐を演じられるのか
とても楽しみです。男爵夫人が、戸田恵子さんというのも
とても楽しみです。

http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/newtitle/74288.html


「菩提樹」は、2011年1月4日火曜日13:00より、衛星第2テレビで
放送されます。字幕です。

「続・菩提樹」は、2011年1月5日水曜日13:00より、衛星第2テレビで
放送されます。字幕です。

http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html


1月4日は、トラップファミリー一色という感じになりますね。


今日のメールマガジンは、以上です。
今年もよろしくお願いします。



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メールマガジン:「サウンド・オブ・ミュージック」ファンのあなたへ
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著者:嶋岡利恵(しまおかとしえ)
発行日:2011年1月1日
発行部数:225部
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